コーティングを維持しよう

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温度変化に気を付けよう

油を敷くメリット

料理の基本的な順番は、油を敷いてから火をつけて、その次に食材を入れることです。
すると温度が急激に高くなって、調理器具の底のコーティングが剥がれることを防げます。
また調理器具が十分に温まってから、食材を投入してください。
見極めるポイントは、油の粘性です。
調理器具が冷たい状態だと、油にはまだ粘性があります。
しかし温度が高くなると、次第に水のような状態になります。
その頃になったら食材を投入して、料理を進めてください。

調理器具を守るために、適量の油を敷きましょう。
少ないと食材が焦げ付き、調理器具の表面を傷めてしまいます。
逆に多いと調理器具を守ることはできても、食材が油っぽくなり、料理をおいしく作れなくなります。

冷水をかけない

料理が終わった直後の調理器具は、かなり温度が高いと思います。
その状態の調理器具に、冷水をかけてはいけません。
早く冷まそうと思い、そのような行為をする人がいますが、それは調理器具を傷つける行為なので絶対に避けてください。
温度が下がり、触れるようになってから調理器具に水をかけて洗いましょう。

そのため料理が終わったらすぐに洗う習慣がある人でも、調理器具が冷めるまで待ってください。
特に調理器具に水をかけた時に、音が出る場合はまだ高温だという証拠です。
ただ触って確かめる時は、ヤケドをしないように気を付けてください。
いきなり調理器具に触らず、少しずつ手を近づけましょう。
まだ熱い場合は、手を近づけた時点で気づけます。


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